1989 H.M コンフォートクリニックのプライド
靴の原点を考えてみる。
明治時代に入ってから革靴が普及したのだと思いますが、 最初は一足一足が完全なオーダーだったと聞いております。 それなりに足に合っていたのだと思います。
進化する製造技術と多様な足への対応
今はフルオーダーですと、値段など色々なハードルをクリアするのが大変です。ですが 今はほとんどが一括生産ですが、製造の技術は格段に進化しているのです から、お客様の足を熟知し色々な足に対応できる靴作りをと考えています。
靴のサイズについては、同じ靴、同じ長さで2通りから3通りの幅を作り、足 長を基本に幅を合わせていく靴選びなど、元々日本人の足型に合う靴作り を考えていますので、買っていただくのと同時に、高いお金をかけてインソー ルなどを作る必要はないと考えます。
オリジナルインソールによる快適な履き心地
なぜならコンフォートクリニックの靴には元々ほとんどの靴にオリジナルインソールを装着しているからです。
最初に足型、サイズを計測し、フットプリント(足圧)を取り、必要であれば 元々のインソールに調整をほどこします。お値段はすべてが無料です。 この調整には足の状態により完璧ななどあり得ませんが、その都度来店 していただき足の状態、靴の状態を見せていただき何度でも無料で再調整 させていただきます。
日本人特有の骨格を考えた靴作りへのこだわり
インポートの靴は素晴らしいと思います。しかし寝る時以外靴を履いている 人と日本人は違います。 元々の足の骨格自体が違うのではないかと思います。
インポート物に無理にインソールで日本人向けにするより、元々の木型、紙 型、中底、本底の作りを考え、なるべくじりたくたおききなく良いものを作 りたいと思います。
コンフォートクリニックの信念—プライドを持ったメイドインジャパン
コンフォートクリニックの信念は、日本人の足をしっかり考えた靴作り。 ですから自社工場メイドイン京都、協力工場国内4社、プライドを持ったメイドインジャパンなのです。
自分で作った靴を、自分たちの手でしっかりお客様に届ける。 作った靴、売った靴にはしっかり責任を持つ! これがコンフォートクリニックのプライドです。
インソールで高いお金をいただくのではなく、靴自体で弊社は勝負したいと 思います。
